整備機構 注(7)
70 - - 最終面接 70 理事長 70
国立研究開発法人科学技術 振興機構
29 投資委員会 29 理事会議 12 理事長 12
国立大学法人東北大学 47 全社検討会 7 支援・投資委員会 6 取締役会 6
国立大学法人東京大学 30 - - 代表取締役社長 1 支援・投資委員会 1
国立大学法人京都大学 150 - - - - 支援・投資委員会 14
国立大学法人大阪大学 17 - - 支援・投資委員会 11 取締役会 11
一般社団法人環境不動産普 及促進機構
11 - - 投資審査委員会 9 理事会 9
一般社団法人グリーンファ イナンス推進機構 注(8)
56
出資委員会
(対処方針)
56 審査委員会 42
出資委員会
(出資決定)
31
(単位:件)
97 97
株式会社産業革新機構 注 (2)
- 投資連絡会 1,193
産業革新委員会又は
代表取締役社長
注(6) 株式会社 日本政 策投資銀 行は、投 融資金 額が高額な 場合は経 営会議、 通常案 件の場合 は投融資 決定委 員会 におい て審議して いる。ま た、経営 会議に おいて特 に必要が あるとする 案件は 取締役会 において 審 議す ること となってい るが、平 成28年度 末現在 において その審議 実績はない 。なお 、図表2-6は、支 援 決定 機関の うち経営会 議の人員 構成を記 載して いる。
注(7) 独立行政 法人中 小企業基 盤整備機 構の「 最終面接」 は、1次 面接、2次 面接等 を経た後 、同機構 の新事 業開拓出 資事業に 係る事務 処理要 領等に基 づき実施さ れ、理 事長、副 理事長、 理事等 により構成 される ものであ る。
注(8) 一般社団 法人グ リーンフ ァイナン ス推進 機構の「出 資委員会 (対処方 針)」 は、出資 取扱規程 に基づ き、支援 候補案件 の予備審 査の結 果が付議 されるもの である 。
そして、各官民ファンド運営法人の会議体等において審議された案件数の推移 をみると、審議案件の多くは、各段階の会議体等の審議を経て支援を実行するこ とと決定されたり、審議の過程で事業の実現見込みなどの課題について事業者へ の再検討が求められたりしている状況である。また、東北大学、京都大学、大阪 大学の各国立大学法人の認定子会社、国立研究開発法人科学技術振興機構、一般 社団法人グリーンファイナンス推進機構における審議案件数の一部において審議 の結果、支援を実行しないことを決定した案件も見受けられる。
(ウ) サブファンドに対する支援決定
官民ファンド運営法人が間接支援を行う場合には、まず官民ファンド運営法人 がサブファンドの業務を執行するGPを選定してサブファンドに対して支援決定 した上で、サブファンドを組成する契約を締結することになる。そして、間接支 援においても、直接支援と同様に政策目的に基づいた支援を適切に行うために、
サブファンドにおける案件発掘やデューデリジェンス等の業務を執行するGPが 十分な能力を有していることなどが求められる。
間接支援を行う官民ファンド運営法人9法人におけるGPの選定方法についてみ ると、6法人(産業革新機構、地域経済活性化支援機構、海外需要開拓支援機構、
日本政策投資銀行各株式会社及び基金設置法人2法人)は、金融機関等から紹介を 受けたり、官民ファンド運営法人が探索したりするなどして、GPの候補となっ たものを対象として審査を行い選定する方式(以下「総合方式」という。)によ りGPを選定している。また、残りの3法人(株式会社農林漁業成長産業化支援機 構、独立行政法人中小企業基盤整備機構及び国立大学法人東京大学の認定子会 社)は、募集要項を公表して応募者から企画提案書等を提出させて審査を行って 選定する方式(以下「応募方式」という。)によりGPを選定している。
総合方式を採用する6法人におけるGPの選定についてみると、GPとしての業 務執行実績のある社を選定していたり、GPに業務執行実績のない場合は過去に
運用実績を有する運用担当者を迎えてGPの候補として選定していたりしている。
なお、一般社団法人グリーンファイナンス推進機構の選定した6社のうち2社は、
GPとしての業務執行実績がなく、運用担当者が運用実績を有していないものの、
投資先の候補をあらかじめ特定の社に限定していて案件組成の業務を実質的に行 う必要がないなどのものである。
応募方式を採用する3法人のうち、株式会社農林漁業成長産業化支援機構を除く 2法人においては、総合方式と同様に、GPとして業務執行実績のある社を選定し ていたり、過去に運用実績を有する運用担当者を迎えてGPの候補として選定し ていたりしている。
また、株式会社農林漁業成長産業化支援機構は、「農林漁業成長産業化サブフ ァンド募集要項」において、応募者から企画提案書等を提出させることとしてお り、24年度から28年度までの間に、説明会等を実施するなどして、企画提案書を 提出した応募者52社について審査した上で、52社全てをGPとして選定して契約 を締結している。
同機構は、応募者の要件について、同募集要項において「GPとして業務執行 の実績を有している者、又は、円滑な業務執行が可能と機構が判断する者」等と しており、また、GP審査基準(平成25年農林漁業成長産業化委員会決定)にお いて、案件組成力、事業性審査力、経営支援実行力、信用力の四つの観点を示し ており、これらの要件を満たすことを求めている。
選定されたGPの要件の充足等の状況をみると、応募時の企画提案書によると、
52社のうち16社は、GPとしての業務執行の実績を有しておらず、さらに、この うちの14社は、運用担当者も過去に運用実績を有していないが、同機構は、LP との連携等により一定の案件組成力等が期待できるなどとして上記の14社をGP に選定している。
オ モニタリングの実施状況
ガイドラインによれば、官民ファンド運営法人は、モニタリングの基準を設定し、
支援を行った後、対象事業者の財務情報や経営方針等の企業情報を継続的に把握す るモニタリングを適切に行うことが重要であるとされている。また、対象事業によ っては、事業の開始に当たり、不動産の取得、建設工事等において法令上の届出等 を要する場合があり、その手続等を確認するために支援決定後から実支援までの間
においてもモニタリングを行う場合がある。
そこで、直接支援に係るモニタリングを行っている13法人において、主要なモニ タリング項目の一つである売上高を例として、28年度末において1決算期以上経過し た対象事業者122社の24年度から28年度までの売上高の実績値と事業計画値の累計額 を対比すると、図表2-8のとおり、60社の実績値は事業計画値を上回っており、62社 の実績値は事業計画値を下回っている。
図表2-8 売上高の実績値と事業計画値の累計額の対比
注(1) 株式会社農林漁業成長産業化支援機構は、間接出資を行った対象事業者に対し更に機構が直 接融資を行う場合があるが、当該融資については本図表においては対象としていない。
注(2) 平成28年度末において1決算期以上経過した対象事業者がない株式会社海外通信・放送・郵 便事業支援機構及び国立大学法人京都大学は「-」としている。
また、図表2-8において、売上高の実績値が事業計画値を下回っている62社の直 近の決算期(28年4月から29年3月までに期末を迎える決算期)の営業損益の状況 についてみると、図表2-9のとおり、8社において営業利益を計上しており、54社 において営業損失を計上していた。
対 象 事 業 者 数
割 合
対 象 事 業 者 数
割 合
株 式 会 社 産 業 革 新 機 構 1 0 21 .7% 36 78. 2%
株 式 会 社 地 域 経 済 活 性 化 支 援 機 構 8 100 .0% 0 0. 0%
株 式 会 社 農 林 漁 業 成 長 産 業 化 支 援 機 構 注 (1) 0 0 .0% 2 1 00. 0%
株 式 会 社 民 間 資 金 等 活 用 事 業 推 進 機 構 2 66 .6% 1 33. 3%
株 式 会 社 海 外 需 要 開 拓 支 援 機 構 1 12 .5% 7 87. 5%
株 式 会 社 海 外 交 通 ・ 都 市 開 発 事 業 支 援 機 構 2 100 .0% 0 0. 0%
株 式 会 社 海 外 通 信 ・ 放 送 ・ 郵 便 事 業 支 援 機 構 注 (2) - - - -
株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行 2 4 100 .0% 0 0. 0%
国 立 研 究 開 発 法 人 科 学 技 術 振 興 機 構 2 28 .5% 5 71. 4%
国 立 大 学 法 人 東 北 大 学 3 60 .0% 2 40. 0%
国 立 大 学 法 人 京 都 大 学 注 (2) - - - -
国 立 大 学 法 人 大 阪 大 学 4 40 .0% 6 60. 0%
一 般 社 団 法 人 グ リ ー ン フ ァ イ ナ ン ス 推 進 機 構 4 57 .1% 3 42. 8%
計 対 象 事 業 者 の 総 数 122 6 0 49 .1% 62 50. 8%
官 民 フ ァ ン ド 運 営 法 人
平 成 24年 度 か ら 2 8年 度 ま で の 累 計 額 に よ る 対 比 売 上 高 の 実 績 値 が
事 業 計 画 値 を 上 回 っ て い る も の
売 上 高 の 実 績 値 が 事 業 計 画 値 を 下 回 っ て い る も の
( 単 位 : 社 )
図表2-9 平成24年度から28年度までの累計額による対比において、売上高の実績値が事業 計画値を下回っている62社の直近の決算期における営業損益の状況と損失発生の 主な理由
(注) 「主な理由」欄は、複数の対象事業者が該当する場合で、それぞれ理由が異なる場合は、最 も該当の多い理由を記載している。
そして、直近の決算期に営業損失を計上している54社についてその主な理由を 確認したところ、図表2-9のとおり、製品開発や用地確保等の遅延等となっていた。
このうち、対象事業者が事業の開始に当たり必要となる法令上の手続を行わな いまま工事に着手したことなどについて、官民ファンド運営法人のモニタリング が十分に行われていなかった事例が見受けられた。